悪臭の中での職員の奮闘が、真っ赤な736粒に結実した。
インドネシア・スマトラ島に自生するサトイモ科の植物。一つの花のように見えるが、小さな花がたくさん集まった「花序」で、高さ約3メートル、直径約1メートルの大きな花を咲かせる。
5月19日、小さめの株が初めて開花。そして8日後、常連株も6回目の花を咲かせた。
臭気を放って動物の死体にわくシデムシをおびき寄せ、受粉を助けてもらおうとするのがショクダイオオコンニャクの特性。
大きくなった実は直径約4センチ。プチトマトのような見た目だが毒性があると考えられ、食べられない。